vespertine

 

Cocoon 

歌訳:雪橇 (2008) 

 

Aurora 

歌訳:太陽の翠 (2007) 

  

All Translation by EMIU

 

 

雪橇

 

 

白い一面に目をこらし ふれたら溶けそうな命 

ただいとしい

ふわふわいったいどこからきたの・・・・?

こんな子が静かに入り込んで、命のカケラをつくりなおす

こんなわたしの不器用さ 知ってもどこへも逃げないの            

 

いったいだれが創ったの・・・・?

うつくしい形 まぶたは恍惚 

大空とこだまし合う息は、のびた髭を吸い込む

勇気いっぱいに 

 

たずさえた五感は神秘そのもの                   

こんなほころびだらけの私でもいやがらないの

胸に小さな頭をあずけている

 

のびてすべりこみ 

半分うたた寝 しっぽは綿飴

わたしたちは眠りに落ちこむ                   

次に目を覚ましたら、この子にもたれて:言葉にならない

まだわたしの腕にいた   

ねぇ、いったい、 信じられない

だれからの贈り物なの・・・・?

 

命のいたわりも知らなかった                  

いつだってじぶんのことばかり

だけど いま繋ぐ いきもののことば

 

真珠のつらなりは ひとつひとつ意味を持つ玉 

正しく伝わりますように

海をまたいで撃ちはなつ                   

ひとつの口から   

こんな・わたしみたいな・女の子の

おじけづいていた1つの口から  

 

この子へ

この子へ                      

 

 

太陽の翠

 

 

ただてくてく 白い道に跡を落とす

新しく尊べるもの 探している

ちっぽけなご褒美ばかり、頼りにして

賞賛より欲しいものがあったはずなのに

 

あなたが誰だか 私は気が付いた  

この顔のない苦しみから解き放ってよ

私を失くす前にどうか

あなたの名前を 

 

あなたは身なりなど超えて輝く

登るべき山の影は

その姿を教えてくれた

私は膝をついてありのままになる

鎧を捨てて雪を頬張るの

それが自ずと溶けるように

私の全てを見て欲しい

 

あなたが誰だかわかる

   

太陽も弾いていくわ  

太陽も弾いていくわ