ABOUT

 

主に光と影やライオン(獅子)をテーマとしたUMIRAの活動やこれまでのリサーチと、それらを統合して始まる「UMIRAの物語」創作プロセスを掲載しています。

 

光と影、ダンス、獅子、そしてUMIRAの物語

 

 

UMIRAは日常のなかで出会う・感じる光と影が自分自身に呼び起こす、生の実感・呼吸の感覚に幼少のころから関心をもち、それをこれまでパフォーマンス、映像、ことば/物語、ワークショップなど様々な表現手段を通じて探求しました。30代になり南アフリカでの長期滞在を通してホワイトライオンという希少動物の保護活動に参加していた経験も、光と影についてのリサーチの延長線上にあるものでした。 

 

このサイトは、そうしたこれまでの活動・創作物・イベント等(主に2007~2017の期間)を紹介するアーカイブであると同時に、現在進行形の創作を紡いでいくプラットフォームとなります。

 

私たちは日々の生活のなかで、光と影が移ろい、変化する様子を、何気なく目にしている。その有形無形の変化のなかに佇みながら、ただありのままの自分をそこに浸す。

 

人のなかには、光と影の生きものがいると想像してみる。

その生きものに触れ、踊り、対話する。

 

生きとし生けるものの呼吸を、うっすらと可視化させたかのような光と影の気配。

光と影を感じる瞬間、呼吸のリズムを意識する。それは生きている実感をもたらす。

 

 

UMIRA。

それは海に棲む獣。目にみえぬ生きもの。

 

果てしなく続く大海原と、海面にたゆたう光と影。海原は、穏やかに静まりかえる時もあれば、荒ぶり襲いかかる時もある。そしてあらゆる生死とその循環が漂い埋もれゆく深海。そこに生じるすべての生きものの感情や葛藤を呑み込む、包み込む、大いなる存在。獅子に似た獣。

 

〈UMIRA〉とは、私が19歳ころに直観した想像上の言葉であり存在です。その時以来、私はその名前を冠した物語を創りたいとずっと思っていました。しかしその言葉・名前・存在から自分がイメージしたものがあまりに壮大かつ高みにある何かだったので、私という人間の成長が伴わなければ、ただ想像力だけを糧にいまの自分で創作することができないという思いがずっとありました。

 

文章として折に触れては書き溜めた〈UMIRA〉は何年経っても未完のままでしたが、活動名をUMIRAと名づけたパフォーマンスやワークショップは、21歳の頃から過去15年に渡って形式を変えながら度々行っていました。

 

今回、そのような幾つかの時の流れを経て、UMIRAの物語の創作に本腰を入れて取り組みたいという気持ちになり、ウェブサイトもリニューアルしました。

 

ちなみに、 〈UMIRA〉という言葉は直観的に生まれたため特に名前の由来もありませんでしたが、ワークショップ開催の活動名としていた時などによく人に聞かれたため、後付で理由をかんがえました。それは日本語の「UMI(海)」と「MORI(森)」と「SORA(空)」のローマ字の掛け合わせであり、語尾の「RA(ラー)」はエジプト神話の太陽神も意味する、というものです。

 

 

〈UMIRA〉(うみら)の物語はおよそ全12幕から成る予定です。

 

いわゆる小説のようなものではなく、テキストや写真を組み合わせた素材を端緒に、即興による身体表現を通してのテーマの探求も間に挟みながら、作品を肉体化していきたいと考えています。最終的にはテキストとして完結するのか、別の表現形態となるのかはまだわかりません。創作の旅路の途中で起きる予想外の出来事や発見、人との出会いもたのしみにしています。どうかお好きな立ち位置から見守って頂き、UMIRAを発見するプロセスにもぜひ参加して頂ければ幸いです。

 

UMIRA/東海笑子 

2018/5/22 

 

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